油断できない?インプラント治療後について

インプラントは、天然の歯と同じように違和感なく生活を送ることができて人気のある治療法ではありますが、天然の歯と同様に日々のケアが大切になってきます。
ケアを怠ってしまうことで、インプラント周囲粘膜炎になる可能性もあります。
インプラントは手術後も健康な口の中を保つために日頃からのケアが必要です。
インプラントは歯周ポケットが大変深くなっているので、歯周病にかかりやすい口腔環境になっています。
この状態を、放っておくことでインプラントにぐらつきが出たり、抜け落ちてしまうケースもあります。

まず、歯磨きは縦磨きを横磨きと合わせて行います。
縦磨きをすることで歯周ポケットの中までケアすることができます。
歯磨きだけでは磨ききれていない部分も出てくるので、デンタルフロスも併用すると効果的です。
デンタルフロスは歯と歯の間の汚れをとってくれます。
週に2、3回歯間の掃除をすることで8割のプラークを除去することができます。
天然歯の場合、たまに歯肉炎になることもありますが、インプラント装着時も変わりありません。
この時になるのはインプラント周囲粘膜炎と呼ばれていて、周辺の歯茎が炎症を起こしてしまいます。
炎症がひどくなれば顎の骨に埋め込んでいるインプラントの本体部分が表面に露出することもあります。
炎症が骨まで達すると、骨髄炎になった状態になります。

そして、天然歯に比べて歯周ポケットが深いので通常の歯茎よりも進行が早いです。
手術直後はさらに気をつける必要があります。
食事の時は必ず反対側の歯で咀嚼するようにします。
そして、食べ物がなるべく触れないような状態を保つことが大切です。

普段の生活の中で辛いものを頻繁に食べるような生活をしている人はなるべく、この時には控えた方が良いです。
辛いものとはカレーやエスニック料理などが挙げられます。
そして、硬いせんべいや飴、フランスパンなどもできるだけ食事として取らないようにします。
思いっきり噛む癖がある人はインプラントや周囲の歯も壊してしまう可能性があります。

体を温めると血行が良くなり、傷の治りが遅くなってしまいます。
そのため、手術当日は入浴はしないようにします。

喫煙はもともと歯周病の原因と言われていますので、インプラント周囲粘膜炎を防ぐためにも避けた方が良いです。
強い衝撃を与えたり、寝る時に歯ぎしりをする癖がある人は生活習慣を見直した方が良いです。
これらによって、インプラントが壊れてしまう可能性もあります。